眠いよ日本での飲み会

July 16, 2005

東京の空気は美味いですよ

成田行きの離陸直前、突然腹痛が襲ってきた。昨晩、ムアンファーレック(元ラジャ・Fe王者)と腹いっぱい食べたイサーン料理(タイ東北料理)が良くなかった。
イサーン料理はメッチャ辛くて美味いけど、旅の前夜に食うのは控えたほうがよかった…
搭乗時はなんとも無かったのに、飛行機が離陸のタキシングに入ったとたん、激しく下痢が襲ってきた。
機が滑走路を猛スピードで滑走し、フワーっと宙に上がるまで、激しい振動で胃の力が抜けそう…
「もし、今この機が墜落すれば、俺は絶対に糞まみれになるな…」
必死の心でシートベルト解除の時を待ち、やっとの思いで用をたした。

トイレから出て安心の溜息で機内を見まわすと、知り合いの洋服店経営者B氏が偶然同機内に座っていた。
B氏は婦人服の買い付け、その他工場へのオーダーを出しに度々バンコクを訪問している。
「同じ飛行機なんて偶然ですね。じゃあ、成田から一緒に帰りましょう。」
ということで成田到着後、B氏の車で彼の服屋(千葉県、市川市)へ直行する事に。
車内の冷房が壊れていたため、窓を全開にして高速道路を突っ走った。
「いやぁ、バンコクと違って、空気が美味しいですね。」
僕が何気なく話した一言だが、B氏もバンコクで感じてる色々な事を話しだした。

「日本もね、昔は光化学スモッグとか凄かったんだけど、今は車の排気ガスとか工場の煙排出量とかを規制して、だいぶ東京の空気も美味くなったよね。
でもタイとか何の規制もしないから、車のガスだけでも世界一空気が悪いんじゃない?
日本とか先進国が環境問題を考えても、世界的規模で考えたら何の意味もねぇよな。」

B氏も度々訪れるバンコクで細かな矛盾を感じてるようた。
でも僕も久々に戻った東京で、日本での矛盾も?感じたりして。

この後、B氏は僕が作った男性物の服を気に入ってくれ、さっそく婦人物で僕に服のオーダー(仕事)をくれました。 やったぜ!!


写真は、前WBCチャンピオン、ウィラポン。(ボクシングマガジン7月号インタビューで)
日本では「無表情仮面」のように言われてるけど、本当は表情が豊かで、よく笑う彼です。

wi1.jpg



at 20:12│Comments(6)TrackBack(0)

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by ジョニー   July 16, 2005 21:03
私も日本に帰るとなんて空気が綺麗なんだって思いますよ。
B氏ってサーフに乗ってる方ですか?
2. Posted by キコ   July 16, 2005 21:07
ははは・・・
チャッカリしてますねー
世渡り上手だ。
3. Posted by S田   July 17, 2005 20:28
ジョニーさん
車の事は詳しくないのでわかりませんがそういう名前の車でしたね。
キコさん
いえいえ、世あたり上手なんかじゃありません。
需要のないもの生産しても僕に借金ができるだけです。
なので良い物を提供しようと必死なだけです。
4. Posted by 日本の業者   July 18, 2005 23:29
S田さんのように頑張っている人にはこうやって色々なラッキーな偶然が必然的に起きるのだとおもいます。S田さん、洋服,デブでも着れるサイズも作ってくださいね.私の今日の超間抜けな話、聞いていただけますか?大阪でのボクシングの試合が終わって余韻も無く急いで東京への帰路についたら,最寄りの地下鉄の駅が人が溢れていました。だから、地下鉄に乗れず、最寄りのJRの駅まで、生まれてからこれ以上速く走ったことが無いくらい走ったんですが(しかもハイヒールで!!),やっと着いたら、駅員に「新幹線なんてもう無いですよ…」って普通にいわれて、超落胆してしまいました.まさかもう一泊大阪に泊まることになるとは。しかも明日の始発は全て満席、でもどうしても朝大事な会議があって東京に帰らなくてはいけないので,グリーン車を取りました.超大出費の世界タイトルマッチ観戦になってしまいました.しかも川嶋選手負けてしまいましたね.大阪は、みんな徳山選手の応援でした。私のように頑張っていないと、こうやってあんまり良くないことが起きるんですね。疲れた。
5. Posted by S田   July 19, 2005 18:16
日本の業者さん
そういうのも、とても楽しそうじゃないですか。グリーン車で帰ってこれたんだから、問題なかったんですよね。
っていうか、僕のタイでの日常は、常にそんな感じですよ。
でも、いい試合が見れてよかったじゃないですか。
6. Posted by 日本の業者   July 20, 2005 10:21
試合は、本当に良かったです。徳山選手の方が動きに伸びがあって、足を使って出入りしていました。そして、川嶋選手の左フック全てかわしていました。でも、徳山選手は、必死すぎて顔面ガード特に右の手がすごく下がっていて、川嶋選手にとって、倒すチャンスはたくさんあった気がしました。川嶋選手の左フックは、「当たったら絶対倒れるだろうな」ってかんじのいいフックでしたが,全て空を切っていました。川嶋選手が大ぶりストレートを一発を振り切ると、徳山選手はまるで水に潜ったみたいにいなくなって、川嶋選手の死角に浮き出てきてるみたいでした。そのとき川嶋選手も、無理に追っかけなかったから、やられなかったけど、あれで追っかけたらカウンターもらってKnock outされちゃうんだろうな、とおもいました。でも,一つ分からなかったのは12ラウンド目で川嶋選手はダウンを奪ったのに、判定で負けてしまいましたよね。ダウンが一番有効なのだと思っていましたが、実際は全てのラウンドを見て判断って感じなんでしょうか?

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
眠いよ日本での飲み会