July 09, 2012

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April 18, 2012

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April 16, 2012

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April 15, 2012

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April 14, 2012

タイ南部トランで日本のジュニアが奮闘 その2

2012年4月7日
スック・ワンピンヨー、ソーデッダムロン
タイ南部・トラン県、パリアム郡バントゥンヤーン地区
バントゥンヤーン市場特設リング(全17試合:推定観衆4000人)



第10試合 44kg契約
○シンクノーン・シッジャブーン
 VS
×カイト・ウォーワンチャイ(福田海斗・キングムエ)
(結果:シンクノーン4RTKO勝利)

 前回今年2月のルンピニー戦では、ギャンブラー側の理由に付き合わされて僅差で負けてしまったが、あのようなムエタイ判定の難しいところは気にせずに、今回は自分の攻めを大いに見せ付けてほしいものだ。
 今回、海斗には作戦があったようだ。
海斗は初回から距離をつめ、組んだ距離での攻防に挑んだ。タイ人選手で自分が得意な距離に持ち込もうと、無理あり組んでくる選手をたまに目にするが、日本人の海斗自身がそれをやっている訳だ。
これにシンクトーンは前蹴りで距離を取ろうとつとめた。
 2ランドに入り、海斗はなおも組み付いていった。首相撲合戦は時の運で勝負が決まるというよりは、はっきりとした攻防が目に見え、互いの実力差を競おうというものだ。シンクノーンも直ぐに状況を察知し海斗との首相撲合戦に挑んできた。互いの膝合戦では負けていなかった。むしろ順調といえたが・・・
 だが3ラウンドに入り、シンクノーンは海斗の体勢の癖を見抜いたのか、出頭を前蹴りで突き海斗をこかし、そして組んだ状態からの捌きなどで海斗の間合いをことごとく殺していく。
一瞬の時間ではあったが、このシンクノーンの捌きが見え始めたころから、場内はシンクノーン有利の色が一気に濃くなりはじめる。
 4ラウンドに入り、この試合形勢が変らなかったため、レフリーは試合を止めてしまった。先日のWINDY主催興行では3階級制覇も成し遂げ、新たな気持ちで挑んだ海斗だったが、タイ南部ムエタイのレベルの高さに涙をのんだ。
 しかしほんの少し闘い方を返れば違う結果もあったかもしれない。今後も試行錯誤し、本場で内容の濃い闘いを見せてほしい。
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第11試合 44kg契約
○スラサック・ソータウィーン
 VS
×トラ・エクシディコンジム(大田原虎仁・B-Family Neo)

(結果:シンクノーン判定勝利)

 初回、両者とも動きはなし。2ランドになり、ようやく両者の攻撃が交差する。虎仁の得意な蹴りもローキックだが、スラサックのローキックも横で見ていて、かなりの重さが伝わってくるほどだ。このローキックの相打ちに付き合っていたら、後半にしんどくなるだろう。「相手のローキックはしっかりカットしてから自分の攻撃へ繋げ」とセコンドから指示がとぶ。
 3ラウンドに入り距離が詰まる。スラサックが意的に首相撲に持ち込んでいったのだ。ここで虎仁の手数、足数が減ってきた。朝の軽量でキツそうな表情を見せていたが、そういった事も関係しているのだろうか。そして距離が離れた一瞬に、さらに重いローキックが飛んでくる。虎仁はここはパンチで応戦した。
 これまでも本場タイで何度もパンチでKO勝ちを見せている虎仁だけに、強打の一発が当たる事に期待したが、しかしスラサックは虎仁のパンチをスウェーでかわすなどし、その間にミドルキックも蹴ってくる。虎仁は、ここで自身の基本(?)の、ワンツー・ローの攻撃を軸に前に出た。
 スラサックのテンカオが腹に突き刺さるなか、何も気にせずに前にでた。
 最終ラウンドには、この虎仁の前進に圧され、スラサックがコーナーに詰まる場面もあった。しかしここからKOパンチにつなぐ事ができず、終了ゴングを迎えてしまう。
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第12試合 55kg契約
×ジャムンペット・チョーヌッスマイ
 VS
○ユースケ・エクシディコンジム(大田原友亮・B-Family Neo)
(結果:ユースケ判定勝利)

 今回の遠征メンバーの中では一番経験の多い、大田原友亮が締めとして挑む。
 思えば、この日WINDY選枝メンバーが闘ってきたタイ南部の選手達は、それまで彼らが闘ってきたラジャダムナンやルンピニーの新人戦出場のタイ人選手よりも、はるかにレベルの高い動きを見せていた。
 この日の闘いを見て、地元関係者には「南部のレベルは、まだまだこんなものではない。もっと強い子供が大勢いる」という声もあったので最後まで侮れない。
 ときおりタイ国内のTVマッチなどにも出場している大田原友亮だけに、とんでもない相手を出してくるのでは、と思われた…
 試合は初回、蹴りのスピード合戦から始まった。互いの蹴りは数は多くなかったが、お互いがどのレベルの選手なのか、間合いの中での探りあいが始まっていた。ジャムンペットが一発素早く当てると、友亮も直ぐに蹴りを返す。この初回の攻防だけをみても、友亮側勝利に賭けるギャンブラーも出始めていた。まずまずだった。
 2ラウンド、友亮はミドルを蹴る合間にローキックを当てる。この日本人がムエタイの試合で出すローキックは、これは確かに有効ではあるが、相手の戦闘意欲を奪うほどのハッキリとした蹴り込みがないと、逆にその間にミドルキックなどを蹴られ、不利に追い込まれるパターンも多い。
 だが友亮はジャムンペットが足が効いている事を察知すると、そこから一気に蹴り数を加速した。ここは地方ムエタイであって、ラジャダムナンやルンピニーよりも、ひと周りリングも小さい。必然的に距離も詰まりやすかった。
 3ラウンド、足が効いているジャムンペットは組み付いてくる。状況を奪回使用と必死だが、そこで友亮は離れ際の一瞬に左ハイキックを決めた。これがジャムンペットの頭部に命中し、ジャムンペットは腰を落とす。だが直ぐに立ち上がってきたので試合再開だ。この段階で目に見えて友亮が勝っていたが、
 4ラウンドからのジャムンペットの組み付きもかなりしつこかった。友亮は一時は首相撲に付き合ったが、体勢の捌きでジャムンペットの挽回の場を潰していく。最終ラウンドもそれまでの形勢を崩すことなく試合終了した。
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 振り返ってみれば、トラン勢が用意してきた選手は、皆それなりの実力者ばかりだった。
 そしてどの選手も皆、日本人選手よりも若干体格が大きかった。これまでであれば普通は日本人のために若干小さなタイ選手が用意される事が当たり前の様だったが、今回の日・タイ対抗戦ではタイ側の負けられない気持ちというものが、そんな細かな所からも伝わってきた。
 色々な事を思った今回のWINDYトラン遠征であったが、日本側のレベルが急成長しているのはタイ選手や関係者らも敏感に察知しているからか、タイ側も実力のある選手を揃えてきたということだろう。
 試合内容では首相撲が勝敗のキーポイントな様に思えた。これまでは「首相撲対策として~」という事で、“首相撲をいかに回避するのか”という考え方も大きかったかもしれないが、これからは首相撲に真っ向から飛び込み、同じ闘い方でもタイ人に競い勝つ事が出来なければ、日本人が得意とするパンチ攻撃やローキック攻撃も武器としては薄いものになってしまうという事だろう。
 子供達には険しい道のりかもしれないが、日々の練習とこうしたタイ遠征を重ねていれば、いずれタイの壁を超えられる日もくるだろう、とそんな事を思った大会だった。IMG_9449
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