September 18, 2005

なんせね、、

9月に入って日本から沢山の友人が旅行に来ます。
なぜ?夏休み期間の8月中じゃないのかわかりませんが、仕事(会社)の都合とかで
9月は皆、結構時間が取れるようです。
その辺の事は、会社員を1度もやった事のないS田には分かりませんが、皆さん、タイで活き活きと遊んでいます。

僕も元気にいきたいところですが、なかなか仕事も進まず、ボーッと、してました。
すぐに取り掛かりたかった、服の生地の製作も、生地屋の辺り(チェンマイ)が、大雨で川が氾濫して、工場も浸水状態だとかで…
なんで、最近はバンコクでTシャツ作りに没頭しています。
そもそも、このTシャツも、9月には日本の店頭に並べてもらう予定でしたが、アタフタ、アタフタと、まだ製作中です。
もう、おおかた作業は終わってるんで、あとはプリントするだけなんですがね。
いやぁ、プリントの版を作るのに、想像以上に時間がかかってしまい、、、。
そのTシャツって、自分の写真を、シャツの上にプリントするんですが、写真を生地にプリントするのって、想像以上に難しいもんです(汗)。
印刷屋さんや、雑誌関係の人だったら、色出しの苦労分かりますよね…。
一色を忠実に出すのも大変なんですよ…
なんせ、全てS田の手作業なもんで、、、

※どっかのジムで。 ズボンの股のところが破けてるのよね… 気付いてないのか?

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September 14, 2005

生活の中で

タイに住み始めた一年目でウスウス感じてはいたが、この国の貧富の差が激しいのは、お金持ちの人達が、他の庶民が自分の裕福な生活を乗っ取らないよう、色々なことで庶民を突き放し、距離を保っているように思います。

キックやムエタイの試合などで、勝っている選手が、試合終了まで安全に勝ち逃げるため、最終ランドに前蹴りを連発し、対戦相手から安全に距離を保もつ、まさにアレです。

日本の人達は皆、平等な仕事に就く事ができ、庶民も平等に、それぞれの収入を得ることができます。
しかしタイでは、お金持ち(ハイクラス)の人達とそうでない人達では、月収も、ゼロ一桁、二桁も違ってきます。なので、そんな2種類の民族が共存している場所に住むと、タマに自分のほうまで皮肉な気持ちになってしまいます。
その、ハイクラスの人達が、今の生活を守るために、庶民に仕向けている仕組みが、かなり鈍感な自分でも、理論的にわかってしまうからです。

「人の権利は皆、平等」なんて日本では言われてますが、それは日本だけの事であって、、違う国に行けば、そんな価値観すら違った事なのかもしれないと、ここでは感じます。

では、庶民がハイクラス民と同じ生活(収入)を得る為には、どうすればいいか?それは、その人が相等頭が良いか、ズル賢いかです。
しかし残念ながら、そうでない頭のキレない人達は、今までの生い立ち(生き方)を捨ていかないと、貧乏から抜け出せない様に思います。
そうやって、自身の生活を捨て、お金を得るために決断するしていくタイ人を、何人か見てきました。

いつも前蹴り攻撃をされている彼らを見ていると、僕も他人事ではないのかな、と感じてしまいます。
一つの仕事にしても、絶対的に誰からも求められる何かがないと、ダメですね。
今、自分より優位な場所にて自身に前蹴りを入れてくる奴がいれば、逆に自分の持っている絶対的な技で、それらを消してていく事ができないと・・・
それは、人前で試合をする格闘技選手にしても同じ事だと思いました。



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September 12, 2005

いっぷく

ここ最近、取材と原稿書きで、悶々としてました。
原稿を書くといっても、僕の書く文章は絵日記の延長みたいなモノなんですが、なにせ1人の選手に会うにこぎつけるまで、アタフタ忙しいわけです。
以前の日記にも書きましたが、アポを取った選手が、本当にその場所に時間とおりに来てくれるかは、
当日その場所に行ってみるまでわからないので、仕事や私用がかさなる時は半分ノイローゼ気味です。予定通り、無事仕事が締め切り時間に終われる率は、2分の1といったところでしょうか。
でも今回は絶対に約束通りに来ないと思ったS選手が、な、、なんと時間ピッタリに来てくれたため、スムーズに事が運びました。
まだ、半分しか仕事が終わってませんが、ホッとしたところで今夜は少しビールでも飲んでこようと思います。摘まみは何にしようかな…


そんな、アタフタした日常の中でも、やっぱムエタイ観戦は欠かせません。
9月6日ルンピニーのメイン、 セーンチャイVSゴンビポップは流血戦でした。(詳細は次回チャイスーで)

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September 08, 2005

タイ人ボクサーの場合

先日のポンサワットのWBA暫定王者戦の事を少しだけ載せたら、、「その闘っている最中の写真も見たい」というメールを多数もらったため、今日少しだけアップします。

今までタイ人国祭式の試合を見ていて感じた事は、日本のボクシングに比べ、皆、妙にボディー打ちが多いと言うことです。
日本のボクサーの試合運びは、いかにアゴ先に強打を当て相手をどれだけグラつかせるかに重点を置いているようですが、ここタイのボクサーは、ボディーで弱らせて→そこから顔面強打を打ち込む、といった感じでしょうか・・・
その攻め方が、あまりにも対照的で初めて見た時はビックリしました。
マジ、ボディー打ちは、想像以上にしつこかったです。

※写真はポンサワット9Rくらいの写真かな?

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September 05, 2005

さて、

昨日、今日と大忙しでした。忙しいといっても、金になるお仕事で忙しかった訳じゃじゃないけど、今までやりたかったことを、時間の限り一気にやっているという感じ。

日曜の朝、暗室の大家さんから「今日も釣りに行くぞ」と誘われたけど、やらなきゃいけない事があったのでパス。
朝から、写真プリント用の引伸ばし機や、その他の機材を暗室に運び込みました。
結構、面倒な引越しになるかと思ったけど、今の部屋からタクシーで一回荷物を運んだだけですみました。この部屋は、写真をプリントする為だけの部屋だから、案外と荷物は少ないのです。。

僕が以前、東京に住んでいた頃は、毎日の様に好きなモノクロ写真を、フィルム現像から紙焼きまで、よくやったものです。
しかし、タイに写真を撮りに引っ越してきたのに、実際に移り住んでみると、なにやら細かい事で時間を奪われ、東京にいる時には感じていなかった「疲れ」を背負っていました。
体の疲れか心の疲れかは分からないけど、とにかく新しい場所に来て、右に歩くのも、左に歩くのも、想像以上にスタミナをつかうもんで、それで趣味の写真を撮ってるどころではありませんでした。
でも、最近は余裕が出てきた?という訳ではないのですが「好きな写真をイッパイ撮ろう」と、思えるようになりました。
それだけ、こっちの生活に慣れてきたという事なのでしょうか?自分ではハッキリとは分かりませんが…

さて、そんな事を思いながら暗室作りです。写真の現像をする部屋は、その文字のとおり真っ暗じゃないと駄目なんです。窓や壁の隙間から入ってくるバンコクの街明りを、全てシャットアウトしないといけません。
その為に、事前に特注で作った暗幕で大きな窓をふさいだり、街の明かりが入ってくる壁の隙間を黒テープでふさいだり…
日本の建物のようにしっかりしていないので、そのままだと壁中隙間だらけでネオンの光が外から部屋に入ってきてしまいます。
そんなこんなで結局、朝から晩まで暑い部屋の中で、四苦八苦してました。

そして大屋さんが近所の釣り仲間らと帰ってきたのは、夜8時過ぎ。今日もまた50Cmはあろう大きな魚を7匹ほど釣り上げていました。
さっそく彼らは魚をつまみにビール大会です。S田も腹が減っていたので、ここらで一服。釣れた魚をご馳走になりました。
2・3種類の魚を油でそのまま揚げ、唐酸っぱいタレをつけて食べます。でも前から気になっていたのですが、彼らの魚の揚げ方は、いつも15分以上じっくり揚げるため、魚の身が少し固くなって魚肉の味がしなくなります。
だから「S田、この中でどの魚が美味いか?」と聞かれても、どの魚も身が同じ味で、どれがどの魚なのか、分かりやしません。
魚好きの僕には、勿体無い料理方法だな、と思いながらも「獲れたてなんだから、半生くらいが良いんだよ」と、次は料理する前に一言、言ってみようと思いました。 だって料理の素材としては、これ以上ない良い魚だから。
魚とビールを御馳走になったあとは、また夜中まで作業部屋作り。一日でも早く完成させて、早くプリントができる様に。

そして今日(月曜)は、バンコク郊外に新たな洋服の工場を見に行きました。
次の日記で今日のことも交えて、また書きます。 暗くなってきたので、暗室に移動して写真のプリントです。


これが写真をプリントする作業部屋(暗室)…

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September 03, 2005

悲願の…

昨日、在タイ日本領事館に行きました。
ムエタイコーチ歴20年のUさんを、日本のジムにコーチとして呼ぶ為のビザ取得です。
なんでも、今は日本のジムにムエタイの先生を呼ぶ事は、とても難しくなってきている様です。
過去に不法滞在したタイ人が、あまりにも多かったからでしょうか?

まず始めの日本側の手続きの時点で、数多くの必要書類をきちんと入管に提出しても、入管側はその書類に目を通す事もなく、その場で門前払いにされるジムも多いとか。
入管がムエタイコーチ入国の手続きを進めてくれるジムと、そうしないジムは、いったい何をどういう基準で決めているのか?それはチョッとした細かい事が決め手になっているみたいで…
なにも大きいジムだから、直ぐにムエタイコーチが日本に入国できる手続きをしてくれるか?といったら全然そんな事じゃないようです。
今まで、ジムのコーチの他にも、日本のタイ料理屋で仕事するコックさん等を日本に送ってきましたが、ビザが出るたびに、ホッとするやら、冷や冷やするやら…
タイ国内でも、なかなか自分の適職に就く事が難しい今、Uさんにとって日本でのキックジムで指導できる事は、これ以上無い幸福なことでしょう。
Uさん、悲願のワーキングビザ取得おめでとう!!これから日本で思いっきり指導してください!!


本文とは関係ないけど、31日にラジャダムナンスタジアムで行われたWBAバンタム級暫定王者決定戦。
勝者宣言を聞いた直後の新チャンピオンはいきなりカメラの前になだれ込んできた
やっぱ、WBAの王者になったら、そりゃあ、そうとう嬉しいでしょう”

○ポンサワット・クラティーンデーンジム(タイ) VS リカルド・コルドバ(パナマ)●

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August 30, 2005

辛かった… けどビールが美味かった

 いやいや、、、さっきまで在タイの友人ジョニー氏(日本人)と、飯食ってました。
前日の日記で、うどんの話をしていたはずなのに、話が急にラーメンの事に変わったりするもんで、それで急に醤油ラーメンが恋しくなり、日本食屋にラーメン食いに行っちゃいました。
僕が食ったのはニララーメン(90B)です。
タイの日本風ラーメン屋は、日本のラーメン屋よりメニューも豊富で、味もしっかりしていると思います。
おまけに日本風チャーハンも食べました。日本にいる方は、皆タイ風チャーハンが大好きかと思いますが、さすがに毎日住んでると、タイ風のチャーハンの味なんか、どうでもよくなってきます。
たまには、日本のラーメン屋の味付けのチャーハンも恋しくなったりします。

そうそう、ラーメン食ってる時に、ジョニー氏から電話がかかってきたんですが、今日は「クンテン」という生きたまま皿に盛られてくる子海老料理を食べに行く約束でした。
でも、これだけ食っちゃって、もう腹いっぱいで動けません。しかし、ジョニー氏がスネるといけないので、ちゃんとクンテンの店まで行きました。
これだけ食べて、更にビール飲んで死にそうですが、まあ、こんな食生活送ってます。


これがその、クンテン。海老は活きが良いのだけど、味付けが、ただ唐辛子の味がするだけ。いわえるトムヤムクンみたいな味がするのです。
なので、海老の潮っぽい甘味なんか全然しません。新鮮な海老なのに勿体無い…
次に来る時は、しょう油とワサビ持参で、海老だけ味付けせずにもらっても良いかもです。
生きた海老がこれだけ入ってて70B(200円位)でした。
眠いです。

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